「ねぇ、ちょっと聞いてる?」
一体どれくらい同じことを言っただろう?
いつも二人の仲やこれからのことで
彼に相談を持ち掛けようとするたびに
「わからない」
「考えたくない」
「しょうがない」
「聞きたくない」
そう彼は返すばかりで、私の話を聞いてくれない。
そう!
彼はいつもあなたの話に耳を傾けないばかりか
まるで二人に仲が他人事かのように無気力で無自覚で
あるいはもう二人の仲が終わっているかのように
冷たい。
あなたからすれば、真剣に話をしようと思うのに
当の彼は乗り気でないばかりか、あなたのことを
まるで厄介者かのように感じているような対応。
ねぇ? 私が何かした? ねぇ? 私が悪いの?
あなたは何度も自問自答されたかも知れない。
ご友人にも「冷めてるいるのは倦怠期よ」と
彼の態度の謎を納得させられたのはつい最近。
でもあなたはどうも腑に落ちない。
(冷めてるだけなら、こんなに気にならないわ)と。
その不可解な彼の態度に
あなたのストレスも溜まる一方。
一緒に住むのはもう無理なのかもしれない…
そうあなたは思い始めているかも知れません。
でもね、少し冷静になってみて欲しい。
彼は本当にあなたに対して冷たいのだろうか?
あなたは二人のこと、これからのこと
またはあなた自身の仕事やその他諸々の問題を
彼に対してまるで水をかけるかのように
丸投げしてしまってはいないでしょうか?
そんなこと
ないわ!!
そう、あなたにそんなつもりはないはず。
だって彼に聞いて欲しいのも
私のことを一番わかってくれる男性だから。
きっと建設的でポジティブな言葉や
気持ちを明るくしてくれるような
ナイスな提案をしてくれるはずよ。
そんな期待感を持っているのでは?
もちろん、それは何も間違ってはいません。
恋をする男女関係において
異性のパートナーというのは
まさに信用信頼できる対象です。
そして友人や家族とは違う形の
愛情を与えてくれる存在であるのも事実。
ただしそれはお互いに与えあうのが条件。
今、あなたは彼に甘えているわけです。
私がこう言えば、こうしてくれるに
違いない。
という確固たる自信と信頼。
あなたは話しかける前からもう既に
彼が取るべき正しい行動のみを期待しています。
当然彼は私が思うようにしてくれるはず。
しかし彼はきっとこう思っています。
俺の話をいつも聞いてくれないよな。
!?
でしょう。
それもそのはず、あなたは彼の話に
ちゃんと頷くし、共感もしていますから。
彼の話を聞いていないなんてことは
これっぽっちも考えられない。
そう絶対に。
彼の話を聞かない私なんていうのは
この世に存在するわけがないと。
でも彼は話を聞いてくれないと
思うからこそ、冒頭のように
あなたの話に耳を傾けないんです。
これは鏡の法則とか相手は鏡とか
そういう類の話ではありません。
だからこそ
あなたが彼に話を聞いてほしいと思うなら
まずあなたから彼の話を聞いてあげましょう。
何?
いつも彼の話には耳を傾けて聞いてる?
それは勘違いですね。
話を聞いているかどうかの判断は
相手の反応でしか測れません。
話を聞いてくれたと満足するなら
人というのは自然と笑顔になるし
その相手に対して積極的になります。
しかし現に目の前の彼は冷たいわけだ。
これこそ、あなたが彼の話を聞いていない事実。
もちろん、あなたが全く彼の話を聞いていないと
私は言いたいわけではありません。
あなたが思う以上に彼に対しては
話を聞いてあげるくらいでちょうどということ。
そうしてあげることで、あなたの話にも今後は
冷たい反応をするということが減りますからね。
そんなあなたと彼、二人の血液型の組み合わせ
・A型彼とAB型のあなた
・B型彼とO型のあなた
・O型彼とA型のあなた
・AB型彼とB型のあなた
のどれかに
当てはまりませんか?
そこに今回のような話が起きる
ある法則が隠れているんです。